Tennis Anti-Doping Program
「テニスにおけるアンチドーピング・プログラム」はITF、ATP、WTAの各ツアーのトーナメントに参加する全ての選手に適用される包括的かつ国際的な薬物テストのプログラムです。
「テニスにおけるアンチドーピング・プログラム」の目標は:
・ テニスという競技の健全さを保つ
・ 全てのテニスプレイヤーの健康と権利を守る
ことです。
「テニスにおけるアンチドーピング・プログラム」では全てのレベルの協議に適用される共通のルールと手続きを確立します。選手はWADA(国際アンチドーピング機関)のアンチドーピングコードのガイドラインに従った禁止薬物のテストを受けます。
詳しい情報は各セクションの記事をご覧下さい。ITFのウェブサイトのジュニアセクションでもドーピングとその危険についての詳しい情報を、テニスに適した体にするための食事法や怪我の要望ほうとあわせて乗せてあります。www.itftennis.com/juniorsのUseful Tips Sectionをご覧下さい。
General Information Sectionでは2005年のプログラムとその要約が載せてあります。選手が常に携帯し、医師やコーチ、トレイナーにもコピーを渡しておくべき、Anti-Doping Wallet Card(アンチ・ドーピング・カード)もここで簡単に手に入れることができます。
プレス・リリースとニュースにはITFのアンチドーピングに関するニュースが掲載されていますので、チェックしてください。ATPのサイトにも「テニスにおけるアンチドーピング・プログラム」のセクションがあります。http://www.atptennis.com/en/antidoping/でATPから提供されるプレスリリースや情報をチェックしてください。WTAのサイトはwww.wtatour.comを見てください。
「治療等に使用する際の免除(TUE)」フォームを含む「治療等に使用する際の免除(TUE)」の手続きの情報については「治療等に使用する際の免除(TUE)」のセクションを見てください。
2002年および2003年に取られたサンプルについての要約はサンプル・コレクションのセクションで見ることが出来ます。2004年のサンプル・コレクションについてはまもなく見ることが出来るようになります。
教材のセクションには、WADAが5ヶ国語で製作したアンチドーピング・クイズがあります。これも参考になるのではないでしょうか。
個別の物質、薬物、「治療等に使用する際の免除」についての問い合わせはIDTM(International Doping Tests and Management)にしてください。:
Phone: Phone: +46 8 555 10 999
Fax: + 46 8 555 10 995
Email: tennis@idtm.se
Next Tip: 何故ステロイドを使うのか?
ステロイド使用者から聞かれる理由で最も多いのは、ステロイドがスポーツのパフォーマンスを向上させたり、回復力をアップさせたりするというモノである。ステロイドの濫用は特にボディビルダーの間で非常に高い確率で見られる。他のスポーツにおいても、特に濫用がおきやすいスポーツというのがある。
多くのストロイド濫用者はステロイドを筋肉を増強させ、脂肪を減らす目的でも使用している。このような形で体を作り変えなければならないという必要に迫られることは、そのひとの身体のイメージをゆがめ、行動に関わる症候群(筋醜形恐怖症)にかかる危険性を増大させる。このような状態にある男性は、本当は大きくて力強くても、自分が小さくて弱々しいと思ってしまう。同じようにこのような病症の女性は、本当は細くて強くても、自分が太っていてだらしがないと思ってしまう。
筋肉の大きさを増大せせるためにステロイドを濫用するひとの中には、肉体的あるいは性的な虐待の経験者もいる。彼らは筋肉をつけることによって自分自身を守ることができるようになると感じるのだ。この事は男子のウエイトリフティング選手へのインタビューから明らかになった。ステロイド濫用者の25%が子供時代に肉体的あるいは性的な虐待を受けた経験があると語ったのだ。ステロイドを使用していない者の中にはそのような経験を語る者はいなかった。女性のウエイトリフティング選手に対する調査でも、レイプされた経験がある場合の、蛋白同化ステロイドなどの問題の筋肉増強剤の使用者の割合は、経験がない場合の倍の割合であることが分かった。レイプされた経験のある人のほとんどはその経験のあと肉体を改造することにより力を入れるようになったという。彼女たちは大きく、強くなることで男性を威嚇すると同時に、魅力的に見えなくなることで、攻撃を受けることが少なくなるだろうと考えたのだ。
ステロイドを濫用する若者は危険性の高い行動を取る傾向がある。彼らの多くは酒を呑んで運転し、銃を持ち歩き、ヘルメットをせずにバイクに乗り、麻薬を常用する。
筋醜形恐怖症、肉体的あるいは性的な虐待、危険性の高い行動をとることなどがステロイドの濫用を始めたり、それがやめられなくなる可能性を高めているのだろうが、ステロイド濫用者のほとんどはその濫用を始めるときには精神的には問題ない状況であるということも調査から明らかになっている。
ステロイドはどのように使われるのか?
蛋白同化ステロイドはのんだり、注射を打ったり、ジェルやクリームを体に塗ることで摂取することができる。濫用者の摂取量は医学的な処方として使われる場合の10倍から100倍にもなる。
ステロイド濫用者に典型的なのは「組み合わせ」薬を使うやり方である。これは2つ以上の蛋白同化ステロイドを使うやり方で、飲み薬と注射薬を組み合わせたり、時には動物用の合成薬を使うこともある。濫用者はひとつだけを使うよりも複数の薬を組み合わせたほうがより効果が上がると考えるのだ。実際には、科学的な根拠はないのだが。
しばしば、ステロイド濫用者は6週から12週のサイクルで使用量を「ピラミッド」状にするというやり方を取る。この方式では、サイクルの最初は使用量を少なくし、徐々にそれを増やして行く。そしてサイクルの後半で今度は徐々に使用量を減らして行く。この後には薬を使わずにトレーニングを行うというサイクルが続くこともある。濫用者はこのピラミッド型が大量摂取に適応する時間を与え、そして薬を飲まない期間を作ることでホルモン生成のシステムを回復する時間を与えられると考えるのだ。この「ピラミッド」方式も「組み合わせ」方式と同様、医学的な根拠はない。
ステロイドは直接増強させたい筋肉に注射されることもある。このやり方は痛みや感染症を伴うことも多い。
ステロイド濫用の結果
蛋白同化ステロイドの濫用には長大な副作用のリストがある。この中には心臓発作や肝臓癌といった命を脅かすものから、アクネ(座瘡)や男性の乳房の発達といった外見的なものまでが含まれる。
症状の中には薬をやめることによって治るものもあるが、長期の使用は作用を進行させ、効果を永続的なものにしてしまう。副作用は一般的に回復不可能なものである。
ホルモン生成のシステム
ホルモンの正常な生成はステロイドの濫用によって妨げられ、時に回復可能は、そして時には回復不可能な変化をもたらす。回復可能な変化の中には精子の減少や睾丸の収縮(睾丸萎縮症)などが含まれる。回復不可能な変化の中には両性における男性型の禿げや男性の乳房の発達(ジナエコマスティア)などが含まれる。
正常なホルモンバランスの阻害がジナエコマスティアの第一の理由と考えられている。女性の体では蛋白同化ステロイドは筋肉の精製を促す。その結果、胸は小さくなり、脂肪が減り、肌が荒れ、陰核が発達し、声が低くなる。体毛が濃くなったり、頭がはげたりすることもある。
筋骨格のシステム
テストステロンレベルの上昇や異性のホルモンの増加は一般的には思春期に起きる急激な成長の引き金となるものである。その後、ホルモンがあるレベルに達すると、骨の成長を止めるシグナルが発せられ、身長の伸びが止まるのだ。
子供や思春期にある男女が蛋白同化ステロイドを摂取すると、ホルモンレベルが上昇することで骨の成長を止めるシグナルが発せられ、本来の伸びるはずの身長に至る前に成長が止まってしまう。
心臓血管のシステム
ステロイドの濫用はたとえ30歳以下の選手であっても心臓発作や脳梗塞の原因となる。ステロイドはまた、コレスレロールを血管に運ぶリポ蛋白のレベルを変化させることで、心臓血管の病気(CVD)の危険性を高める。のむタイプのステロイドは低密度リポ蛋白質(LDL)のレベルを上昇させ、高密度リポ蛋白質(HDL)のレベルを低下させる。LDLのレベルが高く、HDLのレベルが低いと、アテローム性動脈硬化の危険性が高まる。これにより脂肪質が動脈に蓄積し、血流を妨げる。血液が心臓に届けられるのが妨げられると、心臓発作がおき、血液が脳に届くのが妨げられると、脳梗塞が起きる。
ステロイドはまた血管内で血液を凝固させる危険性も高める。これは血液の流れを妨げることで心筋にダメージを与え、血液がうまく流れなくなるようにする可能性がある。
肝臓
ステロイドの濫用によって肝臓に腫瘍ができることがあり、また、肝臓ペリオーシスと呼ばれる、血腫が肝臓内にできる症状も起きることがある。そして、この腫瘍や結集は破裂して内出血を引き起こす可能性がある。
皮膚
ステロイドの濫用はアクネや血腫の原因となるとともに頭髪や皮膚を油分過剰にする。
感染症
注射による蛋白同化ステロイドの濫用者の多くは注射針の殺菌を行わず、時には他の濫用者と汚染された注射針を共用している。加えてステロイドの中には滅菌の行われていない施設で不法に生産されているものもある。これにより濫用者は生涯にわたってHIVやB型・C型肝炎のウィルスを抱えなければならない危険を負う。
濫用者はまた心内膜感染や心臓内の重篤な炎症の原因となるバクテリア感染症を起こす可能性がある。バクテリア感染症は注射を打つ位置に痛みや腫瘍を発生させる原因ともなる。
心理的影響
蛋白同化ステロイドは、使用量が多いときは特に、興奮性や攻撃性を増加させるということが分かっている。ステロイド濫用者が攻撃的な行動をとったという報告があり、そこには喧嘩から、ものの強奪、武装強盗までが含まれている。
また濫用者が犯罪を働いたという報告もあり、それはは万引き、他人の財産の破壊、不法侵入などが含まれる。
ステロイドは肉体に何をするのか?
精神:殺人にもつながりうる怒り、躁鬱病、妄想
頭部:アクネ、血腫、油症、ハゲ
口:女性の低声化、口臭
成長:低身長
身体:女性の体毛の発達、女性の乳房のサイズダウン、男性の乳房の発達、心臓発作、免疫機能の低下
四肢:筋断裂
感染症:汚染された針の共用や、殺菌されていない針の使用によるHIV/エイズ、肝炎の感染リスク
臓器:肝臓癌、肝臓ペリオーシス
生殖:性欲の減退、不妊、睾丸の萎縮、女性の陰核の肥大
Frequently Asked Questions −よくある質問
Q: 年齢資格のルールとはどのようなものですか?
A: 以下のように、年齢によって、12ヵ月間に参加できるトーナメント数に制限があります。1年が誕生日で始まることに気をつけてください。
・ 13歳の誕生日から14歳の誕生日まで:10トーナメント(ITFジュニアランキング50位以内の場合はさらに4トーナメント)
・ 14歳の誕生日から15歳の誕生日まで:14トーナメント(ITFジュニアランキング20位以内の場合はさらに4トーナメント)
・ 15歳の誕生日から16歳の誕生日まで:16トーナメント(ITFジュニアランキング20位以内の場合はさらに4トーナメント)
・ 16歳の誕生日から17歳の誕生日まで:25トーナメント
13歳の誕生日を迎えていない選手はITFジュニア・サーキットには参加できません。
[注意事項]選手の年齢は参加するトーナメント(シングルスまたはダブルスまたは予選)の組み合わせ抽選が行われる日を基準に判断されますので、抽選会の前までに誕生日が来ている必要があります。
Q: どうすればITFジュニア・サーキットに参加できますか?
A: ITFジュニア・サーキットの大会に参加するためには各国の協会の認証が必要です。エントリー用紙とデータ表は各国の協会に送られます。エントリーの受付方法は各国で異なっており、あなた自身がエントリー用紙に記入する場合も、教会が変わりに記入してくれる場合もあります。どのような手続きが必要かは、まず各国の協会にお問い合わせ下さい。
Q: 各国の協会とはどのようなものですか?
A: ほとんど全ての国に国単位のテニス協会が存在します。これはその国のテニスについての様々なことを処理する組織です。ITF(国際テニス協会)は各国の協会と協力して様々な活動をする運営機関です。コーチやトーナメントへの参加方法などの情報はまず各国の協会に問い合わせてください。各国の協会の情報が必要な場合は、juniors@itftennis.comまで、電子メールでお問い合わせ下さい。
Q: ランキングの順位からコンダクト・コード・ポイントを計算できますか?
A: コンダクト・コード・ポイント(規則違反ポイント)はランキングのポイントとは関係ないので、答えはノーです。コンダクト・コード・ポイントは52週間を期間として計算され、もし10ポイント以上になると、ITFジュニア・サーキットの参加が保留されることになります。